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ゴールデン鋼板
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描かれし人

  • yuji
  • 1月23日
  • 読了時間: 1分

大した迷いもなく、ただ冬の寒さに寒さを感じ

毛布に身を包み安らぎを探している

人は音を音楽に変え、瞳を絵画に映し、文字を心に刻む

それだけの事をしながら、いまだ「人間とは」と自問自答している

哲学、心理学みたいな言葉で深く複雑に描かれていく人間

描けば描く程、人間が解らなくなる。

人間とはそんなに解読不能な生物なのか

時々、テレビのCMで人生観をシンプルにしゃべるタイプのものがある

分かりやすくていい。でもなんだか物足りなくなるし、そんな単純か?と

不満げな自分もいる。

何を求めているのか、答えを探しているような、知りたくないような。

長い年月をかけてあらゆる答えが分厚い書物として残されてきたが

どれが正解かすらも分からない。

時々誰かが言う、

正解は一つじゃないって。

都合の良い言葉

人間というくくりはもはや形にならず、私とあなたは違う生き物で

私は私であなたはあなた。

私という唯一無二の私がここにいる

 
 
 

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