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ゴールデン鋼板
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半分の罪

  • yuji
  • 8月18日
  • 読了時間: 1分

月が半分で座っている

残りは嘘と欲望で満たしてみるかい


いつも耳もとにぶら下げていた想い

片方だけ どこかに置き忘れている


麻酔を打たれたような足取りで

心の余白をなんとか守りながら

バスに身を投げ込んで

逃れてみる


あなたと反対方向のボタンを押して

私は結局 嘘をついてしまう


ねぇ、会いたいと言ってはいけないの?

また一つ扉が開くと

会いたいが乗車してくる



それでも月は半分のまま そこにいる

 
 
 

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