ムード3月6日読了時間: 1分情熱を口に噛み 言葉が熱を帯びる。口のしじまに吐息だけが息をしている。画廊のような世界が紡ぎ出されては、逃げ道を失うほどにマスターピースを受けてしまう。そんな一瞬が 秒数を数え始めても、ゼロの境地を超えられない。彗星のシグナルを受信するよりも先に、心がムードを感じ取ってしまう。未来を放棄したわけじゃないのに、過去をすべて奪い取られていく。今この、 口づけに。
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