適温
- 9 時間前
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プラネタリウムを貼り付けた朝に出会う
気付かれないように窓をそっと開ける
まだ「好き」の意味がlike程の赤さで
こちらをのぞきこむように右と左だけに
今日が綺麗だとは言わない
それでも後回しにしてきた
今日が苦しいとも言わない
それでも気付き始めている
冷たい部屋の中でふわふわと浮かぶ湯気
珈琲の温もりは少し冷ましたぐらいが
お好みで、そのままでいてくれたらと
両手で包んでみるけど それでもふわふわと
愛にも温度があるみたいで
それでもうまく計れなくて
愛にも適温があるみたいで
それでも冷める気配が無くて
まだ触っちゃいけない気がするんだ
それでも温もりを感じたくて
恐る恐る口元に運んでしまう
そして優しく息を吹きかけてみる
今日が綺麗だとは言わない
それでも本気じゃないからって
今日が苦しいとも言わない
それでも恋ってどんなだっけ
一口、ほんの一口だけ触れてみる
仕方がないくらいに染込んでくる
どうしよう
どうしよう




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