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ゴールデン鋼板
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Parallel(パラレル)

  • yuji
  • 2月28日
  • 読了時間: 1分

忙しさで自分の事を忘れていた

愛や夢を置き去りにして

進んでいるようで落ちていく今日

延長戦を何度繰り返しても

代わり映えしない日々達が

僕を振り出しへと連れ戻す

あの日こみ上げた体温は

僕を突き動かせずにくすぶっているのか

すぐそばにあるはずなのに

確かめられずにいる

 

心に隙間を作るように体を休めてみる

なだれ込むのは明日への不安ばかり

混ざることも入れ替わることも許されず

ラッシュアワーの中で

隣り合わせの他人の様に

確かにそこにいる

あの日こみ上げた体温は

あなたがほほ笑む瞳の奥なのか

すぐそばにあるはずなのに

触れられずにいる

 
 
 

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